サンガの寅さん

中学生が理解、批判できる、をモットーとしていますが、記事が健全な中学生には、不適切な内容のこと、もあります

所論

他者の苦しみ

ブログの記事を書くにあたって、まずメモをつくるのですが、その時はいい発想だと思っていたものが、いざ文章にすると「これってどこかで読んだことがある」、という気がすることがよくあります。また、一文そのものがかつて聞いたことそのものであり、記憶…

選択的夫婦別姓などなど

二月二十四日のNHK『おはよう日本』で「"夫婦の姓"どうするべき?」という報道がありました。その中で、夫の姓で夫婦となったカップルがいったん離婚し、妻の姓を名乗ることを選択し直したケースが紹介されていました。じっくり見ていたのではないのでわか…

バイセクシュアルとアイデンティティ

以前、拙ブログで「性自認が一致していて異性愛者である」という多数者の自己認識が、たまたまそうであると思い込んでいるだけのものであるかもしれず、そうでなかったかもしれない、という可能性もあるのでは?という趣旨のことを述べました。そこから展開…

野党の役割

以前は、NHKのニュースを見ていて気になったニュースがあると、後からサイトで確認できて便利だったのですが、NHKプラスの配信サービスが始まって以来、放送をそのまま配信しているだけのよう(配信サービスに加入していないので断言はできませんが)で、検…

男性で性自認一致で、異性愛者

性的志向では、主体側に二つの性、対象も二つの性の四通り(バイセクシュアルを含むと六通り)のパターンがあります。 私は、といえば、男性で性自認が一致していて、女性を性対象としている、大雑把にいってしまうとこれが私のセクシュアリティになります。な…

SEXとGENDER

私自身のセックスとジェンダーは同一であるからだろうが、トランスジェンダーについて、理解はできるが、実際のところは「わからない」し「実感ができない」。 12月10日のNHK「おはよう日本」で以下の報道があったが、私にはどう理解してよいかわからない。 …

基地問題のあり方

沖縄のアメリカ軍普天間基地の名護市辺野古への移設計画をめぐり、沖縄県が設計変更を承認しなかったことを受けて、政府は、県側の理由を精査したうえで、これまでの対応も踏まえて対抗措置の検討を急ぐことにしています。 アメリカ軍普天間基地の名護市辺野…

適応のための自省

二度も病気の悪化で首相を辞任したり、北海道のコメの品質向上について、農家の品質改良の努力には触れず、温暖化で気温が上がったからだし、ありもしないブランド米名をあげたり、自身の議員への適正については、どのように感じておられるのか、理解に苦し…

有権者の審判

菅政権にとって初の国政選挙が25日、参院の広島選挙区再選挙と長野選挙区補選、衆院北海道二区補選が行われ、自民は北海道では候補擁立を見送ったが、三選挙区とも野党候補が勝利した。 参院の広島再選挙と長野補選でいずれも自民候補の落選が確実になったこ…

シャドー・ワーク

新型コロナ禍にあってよく耳にする「エッセンシャル・ワーク」、「ケアリング・ワーク」または「ブルシット・ジョブ」に対する「リアル・ジョブ」という呼称には、なぜかなじめないでいる。そんな中、ふとイヴァン・イリイチの「シャドー・ワーク」という表…

搾取

フォーブスは4月22日、2021年板「日本長者番付」を発表した。新型コロナウイルスのパンデミックが続く中でも、日本の富豪上位50人の資産は合計で2490億ドル(約27兆円)となり、昨年の1680億ドルから48%増加した。また、今回の番付では50位の富豪の保有資産…

ミャンマーではなく「ビルマ」を

二〇二一年二月一日にミャンマー国軍がクーデターを起こし、アウンサンスーチー国家顧問らが拘束されて以降、事態は深刻化の一方をたどってきている。 時間的には逆になるが、記事をあげる。 クーデター後の混乱が続くミャンマーで、18日夜、現地在住の日本…

中立な立場

2021年4月9日NHKおはよう日本で、化粧品販売大手DHCの吉田嘉明会長の「在日コリアンの方たち」への差別的発言が「企業と人権」として取り上げられていた。https://www.youtube.com/watch?v=0OU9JAiU2j4そこで働いておられる社員の方たちは、どのように感じら…

モノ言う市民

「モノ言う市民」とはもちろん、「モノ言う株主」からの連想なのだが、まったく逆の志向性を持っている。その市民は本来、権力の源泉をになうものであり、その立場から発言をしなければならず、それは一種の義務のようなもの、と考えればいい。しかし、すべ…

受信料

2016年の「クローズアップ現代」の国谷裕子キャスターに続いて、「ニュースウォッチ9」の有馬嘉男キャスターが降板されるという。共に外部からの圧力が云々されているが、優秀なキャスターの降板に、残念である以上に、何らかの影響力によってなされたのであ…

二月十八日の毎日新聞朝刊に、『ナワリヌイ氏拘束1カ月 露政権へ不満のマグマ』という記事があり、その中での、 プーチン大統領の支持率も9割近かった一時期ほどではないが、60%台を保っている。レバダセンターのボルコフ副所長は「政権の腐敗への寛容…