サンガの寅さん

中学生が理解、批判できる、をモットーとしていますが、記事が健全な中学生には、不適切な内容のこと、もあります

適応のための自省

二度も病気の悪化で首相を辞任したり、北海道のコメの品質向上について、農家の品質改良の努力には触れず、温暖化で気温が上がったからだし、ありもしないブランド米名をあげたり、自身の議員への適正については、どのように感じておられるのか、理解に苦しむ。

持病を持っておられるのは同情しますし、それが悪化してしまう苦痛も想像できます。その悪化の原因がプレッシャーによるものであるならば、それを首相という重い地位によるものとして、一議員としてプレッシャーとうまく付き合って、などと考えておられるなら、国会議員はそんなに気楽なものかと思ってしまう。自身のプレッシャーへの体制の弱さは、議員へは不向きだと思はないのでしょうか。

トンデモ発言にかんしては、何がとは特定できないのですが、「ずれ」としかいいようがない。どのような思考回路を経てそう発言できるのか、独りよがりの思い付きでしかない、のでしょうか。

多くの政治家は生活に困ってしまうから、いまの地位にしがみついているのではないはずです。政治家たちは、何とか市民のためになろう、という建前を持っているはずだと信じたい。たとえそれが「それはちょっと」と思われるようなものであったとしても、です。そしてそれを実現しなければならないプレッシャーは当然のものです。そしてそれらに準じて常に自省しなければいけない、と思います。

その自省ができないのは、わたしたち全体への奉仕者であるにもかかわらず、まるで、わたしたちに便益をはかって、あたられる地位にある(特定者に対してと限れば当てはまる)、と錯覚しているからなのではないでしょうか。そのために周囲から「先生」と呼ばれ、有力者であると認識され、自身もそこへあぐらをかいてしまう、ということ、かな?