忖度文化
今更「忖度」です。
忖度とは広辞苑によると「他人の心中をおしはかること。推察。」とある。それは「森友学園」「家計学園」をめぐる問題から、有力政治家などの意向への便宜のために「気を利かせた」という、日本的で否定的な文脈で用いられている、ようだ。
一方、「忖度政治」という言い回しもある。政治(家)の関心が選挙、政局、政策のみに重点が置かれていているのだから、政治家は自身を支持してくれる団体などの利益を優先してしまう。
両者による忖度のキャッチボールだ。忖度で今の地位を築いたのだから、こちらも「忖度してもらわえる」と、なるのかもしれない。だから、その価値観を無視するようなことは理解できず、不快でしかない。