サンガの寅さん

中学生が理解、批判できる、をモットーとしていますが、記事が健全な中学生には、不適切な内容のこと、もあります

黒いマスク

昨日、鍼灸院へゆく途中に、失礼なことに「えっ!」と前方から歩いてきた女の子を、一瞬見つめてしまった。黒いマスクにロングヘア。その髪の毛が絶妙に肩から首にかけて流れていて、5メートルくらいに近づいたときに、まるで見事な髭のように見えたのです。というのも、当方は老眼で遠視なもので、メガネがなければモノが少しぼやけて見えるので「どうやら女の子なのに、なんで?」となってしまった、わけ。すれ違う直前に「そうなの」、と気がついたけれども、女の子もこちらの反応を悟っていたようで……、いや自意識過剰かもしれない。ひょっとしたらニヤケていたのかもしれない。とにかく「マスクしていてよかった」とホッとしました。いや、マスクをしていても表情に出るものかもしれない。目は口ほどにモノを言うという言葉もあるようだし、気配で伝わってしまう、なんてこともあるかもしれない。気になってからすれ違うまでに数秒もなかっただろうし、すれ違った後いろいろなことが頭によぎったところまででも10秒くらいなもの、アナログな情報処理能力も捨てたものではない。