サンガの寅さん

中学生が理解、批判できる、をモットーとしていますが、記事が健全な中学生には、不適切な内容のこと、もあります

京都市長選 その2

一月二十九日の出勤途上、叡山電鉄出町柳駅前で門川大作京都市長候補の大掛かりな応援がなされていた。それも名士らしき有力支持者のような人たちによるものだ。(不適切な表現だが、おじさんばかり)今まで門川の選挙活動は街頭などでは活動せず、有力団体の集まりなどで支持を広げてゆく、というイメージがあったので意外に感じた。

余談だが、仕事の関係でそういう会合に出席した時も、国会議員である伊吹文明前原誠司西田昌司らと共に支持を訴えていて、一般庶民の感想ではあるが、業界の会合であるのに「なんなの」としか言えない、こういうのがそういう団体などでは常識であるのだろうか。

そして、地元でありながら「京都新聞」を購読しておらず、「毎日新聞デジタル」で知ったのだが、支持母体である「未来の京都をつくる会」が「大切な京都に共産党の市長は『NO』」という選挙広告を二十六日の新聞に掲載されていたという。それに関して門川支持を表明していた千住博小山薫堂が広告に顔写真と名前を無断で使用されたと「毎日新聞」が二十九日朝刊で報道していた。少しあからさますぎるのでは、という印象。

京都新聞ホームページによると

 広告は上段に「大切な京都に共産党の市長は『NO』」とし、下に同会の会長を務める日本商工連盟京都地区代表世話人立石義雄氏(京都商工会議所会頭)を含む9人が顔写真付きで掲載されている。
 このうち28日までの京都新聞社の取材に、内容を承知していたとしたのは立石氏のみ。西脇隆俊京都府知事や有馬頼底臨済宗相国寺派管長は「事前に知らなかった」とした。映画監督の中島貞夫さんは「推薦人は了承していたが、広告の掲載や文言は聞いていない。共産党だからNOだとか排除するような考え方は間違い。きちんと政策を訴えないと逆効果」と語った。
 日本画家の千住博さんは自身のホームページで「特定の党を排他するようなネガティブキャンペーンには反対。この様な活動に同意しているような意見広告に、許可なく無断で掲載されたことを大変遺憾に思います」と記す。放送作家小山薫堂さんの事務所もネットで「事前の説明も了承もなかった」とし、堀場製作所は堀場厚会長の掲載について「広告を出すと聞いていたが、本人も秘書も内容は全く知らなかった」(経営管理部)という
                           2020年1月29日 10:40
                              
もちろん共産党の市長とは福山和人を目しているのだが、彼は無所属で立候補しており、「日本共産党」だけでなく「れいわ新選組」の支持を受けているので少なくとも「共産系」とすべきであった。(前回のそれも報道のあった29日の拙ブログでも、「共産対非共産」などと不注意に述べている。反省)