議員の劣化
高鳥修一内閣府副大臣が、今月4日にニュージーランドで行われた環太平洋経済連携協定(TPP)の署名式に出席
とあるから、この時彼の立場は公人であった。
その後の自身のブログで「ブルーチーズはおいしかったです!」などと書き込んみ、4日の夕食会でニュージーランドの閣僚と同席した際に「昨日まで私はブルーチーズは好きではなかったが、今日、ニュージーランドのチーズがおいしいことが分かった」と伝え、友好的な雰囲気となったというエピソードを紹介した。
ということは4日の夕食会で食べたブルーチーズがおいしかった、と言っていると思われる。
また
「私一人に空港まで6台の白バイとパトカー、上空からヘリコプターが警護につく厚遇でした」とも紹介していた。
これに対し民主党の福島伸享氏に「酪農家に対する配慮が欠けている」と批判され、8日の衆院予算委員会で、陳謝した。
また、石原伸晃経済再生担当相は、高鳥氏について「お父さまともども大変存じ上げているが、意志が強く国を思う、本当に素晴らしい政治家だ」と述べた。
以上、読売・産経ニュースより要約引用しました。
ここに政治家のレベルの低下を感じる。公人と私人の違いを認識できていないのだ。たとえば私のブログが実名のものであっても、それはニックネームとなんら変わりがない。しかし彼は実名であることで特定されることに意義のある階層だ。そんな人が、公私混同してもらっては困る。
私がブログに「この間食べたあのウォシュチーズはおいしかった」とか、百万円を払ってサービスを受け、その厚遇ぶりを写真付きで紹介するようなクズのような記事を書いても、それは自腹でそれを求めてしたことの紹介であるから、OK。それで支持を得られるのであるならば構わない。いや、得られなくとも。
しかし彼のような人が、そんなことをやってはね~…。支援者へのサービスなのですか?