サンガの寅さん

中学生が理解、批判できる、をモットーとしていますが、記事が健全な中学生には、不適切な内容のこと、もあります

東京五輪

七月二十三日の開催が予定されている東京五輪、未だに、開催か中止かはたまた延期か、明示できないでいる。主催に携わっている側は、それに向けてきた努力が無駄になることにしか関心がないのか、「開催ありき」との姿勢を崩さない。しかし、そのどれに決定されても、「両手をあげて」という決定にはならなず、マイナス要因が生じる。そしてその影響を一番大きく受けるのが、当然ながら開催国である日本である。ダメージを受けるのは明らかだが、それを最小限に止めるための冷静な分析が見受けられないのに、不安を感じる。開催を目指すにしても、どのタイミングで中止を決断すれば、いかなるマイナス要因が生じ、それにどのように対処すべきかのプランを持っていなくてはならない。立場にとらわれて、「開催!開催!」とお題目のように唱えるだけでは………。決断に英断を要するのは、「中止」の決断だろうから、それへのロードマップを、開催するにしても、プランとして持たなくてはならない。

「無知のヴェール」という視点もあわせもつ必要があるのでは。